はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

都市の緑

首都高を走っていると、東京は緑が多いことに気づく。皇居、赤坂離宮、新宿御苑、明治神宮などの大きな樹林があるからだろう。それに、街のあちこちで街路樹が整備されてたり、ちょっとした公園があったり、ちょっとした屋敷林があったりする。つまり、東京は緑被率が高い都市なのだ。

でも、なんだか、自分のイメージとはズレてるんだよな。かつて住んでいた、緑被率がずっと少ない札幌のほうが、緑豊かな街に感じてたりして。

たぶん、東京には山がなく、札幌には山があるからなんだろうね。ビルで切り取られた空間に緑があるかないか、都市の外輪に緑があるかないか、そんなことが都市の緑の印象を左右しているのかもね。