2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
地下空間では自然採光や天井の高さが重要ってことはわかるけど、これはちょいとがんばりすぎだと思う。
製鉄所ではときどき、尋常ではない大きさの水蒸気の柱が立ち上る。 はじめて目にしたとき、不測の事故が起こったのではないかと本気で心配になった。そこで所内の方に聞いたところ、この水蒸気は石炭を蒸し焼きにしてコークスを得る過程で生じるものだとのこ…
日が暮れてから闇に包まれるまでの短い時間はたいていのものがかっこよく見えるけど、石油化学コンビナートのシルエットは特に好きだな。
20日から東京湾アクアラインなどで、土日祝の通行料金が大幅に割り引かれている。これによりアクアラインでは、通行台数が先週末に比べて35%増加したとのこと。来週末から全国の地方部に広がるこの施策は、環境問題や交通渋滞などの面でやや疑問が残るが、消…
ピッツバーグの街で見かけた吊橋たち。 全く同じに見える吊橋が、仲良く3つも並んでいた。 かなり珍しい眺めなんじゃないかな。
3年前の冬、アメリカのピッツバーグを訪問する機会があった。有名なUSスチールの企業城下町として発展し、昔は「煙の街」なんて呼ばれていたこともあるそうな。近年ではハイテク産業や教育産業などに注力して、全米でも有数の「住みやすい街」に変貌してい…
およそ1ヶ月前のJFE第5高炉解体現場。このときはちょうど、高炉の手前に2つの転炉がむき出しになっていて、ものすごく興奮した。 転炉とは、溶鉱炉でどろどろにした銑鉄を受けて、鉄鋼に転換する樽型の容器のこと。隣にいる青いトラックと比べてもらう…
最近の製鉄業界は高炉の休止や稼働率の縮小による大幅減産、年間配当の減少など、暗いニュースが続いている。主要な顧客である建築、自動車、電機などの業界が低迷しているためだ。ものづくりが大きな経済基盤を形成している日本において、製鉄業界の不振は…
上海で見かけた通り。 ボーッと佇んでいただけで、すっかり平衡感覚が失われた。 どこが水平でどこが垂直なのか、全然わからないんだもの。 いや、もはや正しい基準なんて必要ないのかもしれない。 この通りには、何とも言えない賑わいが生まれていたのだか…
釜山のスラムっぽい街で見かけた光景。 ボロボロな屋根が連なる中に、洗濯物とともに真っ白な椅子が鎮座していた。 なんだか、居心地がよさそうな空間だった。
このブログでもたびたび取り上げている高架下建築、いよいよ本日、待望の写真集が発売される。著者はデイリーポータルZやNHK熱中時間でおなじみの大山さん。勢い余って、「日本高架下建築協会」を立ち上げている。 ありがたいことに今回、取材段階でちょ…
タンカーの側面には、喫水を示す数字が描かれている。それはご丁寧に、鉄のプレートを溶接して浮き彫りにした上で、白く塗装してある。 3次曲面ですぼまっている船尾部にもその表記があるのだが、タンカーを真横から見たときに視認できるよう、斜めになって…