はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

曇天のロッテルダム

この日も雨が降りそうな曇天だった。しかし、オランダのドボクを見たいという欲求を押さえられず、一路ロッテルダムへ。暗い雲の中で一瞬、タワーにだけ太陽の光が当たったエラスムス橋は、彫刻作品のように凛としていて、悔しいけどかっこよかった。このシ…

オランダの先制パンチ

オランダに来て最初の夜はこちらにも書いたように、緊急避難的にスキポール空港にあるホテルに泊まった。ぐったり疲れた身に、このホテルはかなり刺激的だった。そのことを書き忘れていたので、今更ながらメモを取っておこう。 スキポール空港のインフォメー…

ダッチ・デザイン・ウィーク

アイントホーフェンでは土曜日から「ダッチ・デザイン・ウィーク」というイベントが開催されている。これはその名の通りオランダを代表するデザインイベントで、街の至る所がギャラリーになって作品展示が行われたり、ワークショップやファッション・ショー…

街の日常

運河、アーチ橋、カヌー。こちらは物珍しさを感じながら見ているけど、この街ではごく普通の光景なんだろうね。

広い空

オランダの空は北海道のそれと同じように、とても広く感じる。晴れているときはもちろん、曇っているときも広く感じる。室内から外の様子を見たときや、建物越しに見える空も広く感じる。空が広く感じるって、どういうことなんだろう。

倒錯

ヨーロッパの観光地化された古い街並みを歩いていると、ふとディズニーランドとかのテーマパークに来ているような感覚に陥り、すべてが張りぼてに見える瞬間があるな。そこにはリアルな生活があるはずなのに。 自分の目が鍛えられていないことの証なんだろう…

ミッフィー信号

ガイドブックに載っていた交通施設を見るために、ユトレヒトの街に行ってきた。交差点を行き交う人たちは、この信号機にあまり興味を示していなかった。こんなにかわいいのに。見慣れているのかな。ちなみに、ミッフィーも赤信号の時は立ち止まってるよ。

動く車止め

デン・ハーグの街で道行くトラムの様子を見ていたとき、視界の端でなにやら動くものが。びっくりして目をやると、シリンダー状の車止めがうにょーっと生えてきた。最初はよくわからなかったんだけど、歩道の信号に連動して結構なスピードで上下している。車…

柵がない

柵があって当たり前と思っている身からは、このすっきりとした水辺空間を歩くと、ちょっぴり恐怖感を抱くことに気づく。自分がいかに過保護に育ってきたかがわかるね。良くも悪くも、ここは自己責任の国。

最初の橋梁鑑賞

アイントホーフェンの街をグーグルマップで探索していたら、運河に架かる橋の上になにやらあやしげな影が落ちていることに気がついた。これはもしやと思い、先ほど散歩がてらに見に行ってみた。おおお、可動橋ではないですか。運河が発達しているオランダは…

北海のバンジータワー

デン・ハーグにある日本大使館への用事を済ませたあと、トラムに乗ってスヘーフェニンゲンというリゾートエリアに移動した。オランダに来てはじめて観光っぽい行動をとった記念すべき第1号は、北海から突き出る不穏なタワーだ。大使館へ行く前日、ネットで…

おかげさまで

ここ数日、アパートを借りたり、滞在許可の申請をしたり、銀行口座を開く準備をしたり、携帯電話を購入したり、なにかとせわしない。こちらは英語もろくに話せないにもかかわらず、特にトラブルもなく順調に進んでいる。ひとえに周りの方々が手厚くサポート…

渡航初日

オランダへの渡航は、お約束通り、トラブルから始まった。 見送りに来てくれた友人の車で成田空港に到着し、意気揚々と搭乗券を取りにチェックインカウンターへ向かった。前日にネットでチェックインを済ませていたので、行列に並ぶことなくカウンターにたど…

ニューゲート

東京港臨海大橋(仮)を船から見てみると、この橋が東京港の新しいゲートになることがよくわかる。しかし残念ながら、いまだに中央径間がつながってない。 若洲側のトラス桁を堺から運んでくるときに、御前崎沖から伊豆半島に至る海域で、波が下面から当たっ…