2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧
解体工事が進む旧・富山大橋を、隣接して架けられた新・富山大橋から拝んできた。一年前に訪れた時から比べても、かなり工事が進んでいることがわかるね。左岸側は上部工は完全に撤去され、下部工は一基のみとなり、右岸側に一部残されている桁も床版はすっ…
プレキャストコンクリートブロックを積み重ねた砂防堰堤。災害対応の緊急工事としてつくられたもの。既存の重力式コンクリートの砂防堰堤の直上、つまり、支持力が期待できない堆積した土砂の上に特急で構築されることになったため、沈下による変形が許容で…
オランダのレーワルデンという街に、斜め45度に桁が持ち上がるという、なかなか理解しにくい可動橋「Slauerhoffbrug」を見に行ってきた。実物を目の当たりにしても、たたずまいや造形が放っているばかばかしさは十分に伝わってくるものの、その動作を想像す…
富山の小牧ダムを再訪した。ここ1年の間に3度も訪れている。いつも違う表情を魅せてくれるが、今回も全く寒さを感じないほどにすてきだった。うっすらと表面を覆う着雪と黒っぽいコンクリート堤体とのコントラスト、静謐な冬景色と豪快な放流のコントラスト…
1960年代の後半あたりだろうか、ビル屋上に円盤が乗せられて、それが回転するという大胆なレストランが流行った時期があったように思う。 アムステルダムにある「Café Restaurant OPEN」は、それらとは全く異なる。廃止された鉄道の旋回橋を、レストランとし…
以前から木材チップの原料ヤードを見てみたいなあ(木の上に群生する金属の林)と思っていたのだが、先日ついに実現した。伏木富山港にある「中越パルプ工業」のストックヤードの見学をさせていただいたのだ。これ(水鏡の風景)もその時の様子。 ものすごく…
マーストリヒトにほど近いベルギーのヘンクという街に、「C-mine」という炭鉱跡をリノベーションした施設がある。ここの情報はネットでちらほら見かけていたのだけど、具体的にどんな施設なんだかよくわかっていなかった。タービン建屋のチケット売り場でい…
アムステルダムの造船所跡地に、かつてはクレーンが載せられていた全長270mのコンクリートのフレームが残されていた。これまでもオランダ人のすさまじいリノベーションマインドを数多く見てきたが(たとえば、飛行機に泊まる、クレーンに泊まる、毒虫の部屋…