はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

新しい橋

パリのセーヌ川に架かる、最も古い橋。名前は「ポン・ヌフ」、日本語に訳すと「新橋」。
完成は1604年。今から400年前に、宗教戦争しながら架けたらしい。そんな古い橋なのに、現在は自動車がバンバン通っている。いくら地震がない国だといっても、すごいことには違いない。石造アーチの頑丈さは、とんでもない。
そんでもって、パリの石は白い。建物も橋も。陽の光が当たると、くっきり浮かび上がる。なんともきれいだね。
こんな風景を子供の頃から見慣れているやつらの美的感覚は、どんなもんなんだろう。