はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

ユロ均フリーダム


昨日は自由を探しに、バスを使って郊外の巨大ショッピングセンターへ使って行ってきた。そこに1ユーロ均一ショップがあるという噂を聞きつけて、いてもたってもいられなくなったためである。なんの話かわからんという方には、まず100均フリーダムというサイトをご覧いただきたい。このような素晴らしい自由がオランダにもあるのではないかということを確かめに、慣れないショッピングセンターにのこのこと行ったわけだ。
ユロ均ショップはショッピングセンターの端の方にあったが、一見してそれとわかる外観だった。胸をときめかせて店内に入り、くまなく探し回ってようやく出会ったのがこの商品。目玉のついたサンダル型キーホルダー。よく見ると、サンダルに目玉がついているのではなく、サンダルの表面に浮き彫りされた犬の目玉が飛び出していることがわかる。なぜサンダルがキーホルダーになっているのか。なぜサンダルに舌を出した垂れ耳の犬が描かれているのか。なぜ犬の顔に大きさの合わない目玉を貼り付けてしまったのか。それは、ユロ均ショップが既成概念や一般常識から解き放たれた、まさしくフリーダムだからである。
すでにこのブログでもいくつか見てきたように(北海のバンジータワーオランダの先制パンチキューブハウス)、どうやらオランダにはかなり自由がありそうだ。これからもいろんな角度からオランダのフリーダムを探訪していきたいと思う。楽しみだね。ちなみに100均フリーダムはすてきな本にもなっているので、少しでも気になった方は買うべし。気持ちが豊かになるよ。

100均フリーダム

100均フリーダム