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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

セクシーな脚

橋梁 形態


ミヨー橋は橋長が2,460mもあり、道路や鉄道や河川など様々な交差物件を跨いでいるにもかかわらず、そのスパン割は204m+6@342m+204mと極めて整っている。平面線形はR=20,000mの緩やかなカーブを描いており、縦断線形は約3%の一定勾配で北側に下っている。このミニマルなプロポーションのため、どこからどうやって見てもため息が出るほど端正に見える。
ぱっと見はクールな感じがするけど、じっくり向き合うとちゃんと色気も持ち合わせていることがわかるよ。それにはやたらとスレンダーに見える橋脚が大きく寄与しているんだろうね。もちろん地震の頻度の低さや二枚壁式の構造ということもあろうけど、通常の感覚を逸脱した高さや、テーパーや面取りを巧みに組み合わせた造形がかなり効いていると思うな。触れられるほどに近づいて見上げてみると、あまりのでかさにたまげて、やっぱり手に負えないと実感するよ。