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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

逆アーチ風トラス


エクサンプロヴァンスの近くにあるViaduc de l'ArcというTGVの鉄道高架橋。Ventabren Viaductについて調べていたときにたまたま見つけたので立ち寄ってみた。バスケットハンドル型の鋼アーチをひっくり返したようなパイプトラスの上にRC床版を載せた橋。逆さのアーチが連続する様は見慣れていないせいか違和感が大きく、橋脚上の構造もなにやら複雑。それでも細部まで丁寧にきれいにつくられていることには感心した。
僕が構造物を見に行くときにいつも頼りにしているStructuraeというデータベースサイトの解説ページによると、構造形式はLenticular bridge、つまりレンズトラスということになっている。レンズトラスというと、ピッツバーグのSmithfield Street橋のような100年以上前の橋を想起してしまうけど、近代技術によってしっかり復権しているのかね。そういえばパリのSimone-de-Beauvoir歩道橋も仲間だな、きっと。