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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

ローマン・インフラ

橋梁 遺構

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ローマの繁栄はインフラ整備が鍵だったという理解は、まあ正しいと思う。「全ての道はローマに続く」と言われるように、有事の際に軍隊そのものや必要な物資を素早く移動できる舗装された交通インフラは、平時には交易の要にもなったりして、広大な国土の動脈として機能していたに違いない。それに、上水道インフラにも尋常ではないこだわりがあったようだ。衛生面を強化することと、食を充実させることは、健全な国家の基本として捉えていたのだろう。

フランス南部にあるローマの水道橋「ポン・デュ・ガール」を見に行ったとき、そのようなことを一応は理解していたつもりでのだけど、ローマ人のインフラへの執着心とそれを実現した技術力の高さに唖然としてのけぞった。だって、この3層の長大アーチ橋が、二千年以上も前につくられたんだよ?日本で卑弥呼が登場する200年くらい前に、もうこんな橋がつくられていたんだよ?ローマ人の技術って完成度高すぎなんじゃない?

リアリティのある理解を得るには、現場での衝撃的な感動体験は最高のスパイスになるね。