はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

物流モードの変遷


先週末、「新春ジャンクション見物ツアー」なるものに参加した。これが、実に内容が盛りだくさんで、新たな発見がたくさんあった。主催の日本ジャンクション公団総裁の大山顕さん、このような機会を与えてくださり、どうもありがとうございました。
特に感激したのが、かつて水路だったところに高架橋が建設されているという事実。頭ではある程度理解していたつもりだったのだが、実際に目の当たりにしてみると、何とも言えない感激がこみ上げてきた。かつては舟運が物流のメインだった場所が、道路輸送モードに切り替わっていることが、即物的に示されているのである。物流モードが都市の発達とともに変遷するのは当然としても、土地の記憶は継承されているのだ。
当日の模様は、大山さんのレポートがアップされると思うので、いずれ、そちらを参照されたい。


追記(1/18):デイリーポータルZに、「いつのまにか川探し」というタイトルで、このツアーの詳細が示されています。