横浜の運河沿いの倉庫の壁面には、窓が一切なく、換気口がたくさん設けられている。その眺めはヒューマンスケールを確実に逸脱しており、そこが魅力のひとつと言えなくもない。
先週、不幸にも三芳で発生してしまった大規模倉庫火災は、鎮火に6日もかかったらしい。窓や扉などの開口部が極端に少ないことで、消火活動が難航して鎮火が遅れたと言われている。そんなことが起こるなんて、僕には全く想像できなかった。
ネット通販の発達に呼応するように、物流拠点はどんどん大型化している。そこに起因する課題って、火災に限らず労働や景観なども勘案すると、とても大きいよねえ。まあ僕もかなりの頻度でネット通販を利用しているので、もう少し当事者意識を持たないとね。