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はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

サイバーパンクな街


千葉駅に接続する千葉都市モノレールの軌道を、上から眺めてみた。1984年にウィリアム・ギブスンが書いたサイバーパンクSF小説『ニューロマンサー』に登場する電脳都市「チバ・シティ」は、実はすでに現実のものになっているんじゃないかと、うっかり錯覚してしまう。
こんな街だったら、伝説のコンピューター・カウボーイがドラッグ漬けになって潜んでいそうだし、ジャックインで焼き切れた神経であっても闇医者が元に戻してくれそうだし、ザイバツやヤクザがいろいろと仕切っていそうだし。
そんな妄想を抱かせるほど、上から見る千葉都市モノレール(この区間は1991年に開業)の景観的インパクトは絶大である。下から見ても破壊力抜群だけど。(千葉都市モノレールの過去記事|接近遭遇駅前カオス交錯する線ふくろうの巣モノ基地モノレール雑感
まあ、あの頃にはアメリカ人からやっかみも含めてキラキラと輝いて見えていたであろう技術大国の日本は、今となってはそんなイケイケの雰囲気はすっかり抜けているね。よかったね。ちなみに『ニューロマンサー』は、『マトリックス』や『攻殻機動隊』などの名作にも直接的な影響を与えた伝説の小説なので、そっち系が好きな人は読んでおくべきだよ。僕も久しぶりに読みたくなってきた。


ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)