はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

砂糖の屋根

昨日は千葉港めぐりの観光船に乗った。その際に、製糖工場の三角屋根が話題になった。これって独特な形態だよね、粒状の物体を落としてできる円錐形の傾斜で決まっているんじゃないかな、きっと穀物サイロのような筒状の形態にはできない理由があるんだろうね、糖分のべたつきとかが関連しているのかな、そう言えば横浜港でも同じような形状の製糖工場があったな、という内容。

と言うことで調べてみると、この建物は「原料糖倉庫」と呼ばれることがわかった。船からアンローダーでベルトコンベアーに載せて倉庫上部まで運び、そこから床に落として山積みにしているようだ。

原料糖という聞き慣れない単語に引っかかったので調べてみると、サトウキビやテンサイなどの原料作物を搾った汁を煮詰めて糖分を結晶化したもののようだ。なるほど、そもそもの原料となる農産品を製糖工場に運んでくるのではなく、産地の近所で加工したものを輸送してくるのか、そして、製糖工場ではそこから不純物を取り除くことで製品化しているのか、という知見を得た。世の中知らないことだらけであるな。

あらためて「原料糖倉庫」「raw sugar warehouse」でイメージ検索してみると、かっこいい写真がたくさん出てくる。いつか見に行きたい場所に加えておこう。あ、なんで筒状のサイロではいかんのかという理由までたどり着いていないな。まあ今日のところはこれでいいか。

ちなみに上の写真は、千葉港の2009年の様子。昨日は船が停泊していて三角屋根の様子がわかりにくかったので、過去写真を探索した。現在は、アンローダーの色が黄色ではなく、水色に塗り替えられているね。