首都高速道路6号線と7号線が結ばれる両国ジャンクション。ここにかなりアクロバティックな構造を持つ橋がある。ちょっと見ただけではわかりにくいけど、なんと、上の7号線の桁が下の6号線の桁を吊っているのだ。
これをはじめて見たときは、あまりの大胆さに我が目を疑い、じわじわ感動がこみ上げてきた。交差部の曲線桁を支えなければ成立しないけど、ちょうど川の合流部になので橋脚が設置できないという難問を、柔軟な発想で解決したすごい事例だと思う。吊橋や斜張橋のような派手さはないけど、そこがまたいいね。
詳細は「首都高をゆく」というムックにも掲載されているので、参照されたし。
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2009/06/16
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