はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

モノレール雑感


昨日は高架橋脚ファンクラブが主催する千葉都市モノレールツアーに参加させていただいた。地元なだけに個人的に何度も見に行ったことはあるのだが、30名を超える集団でわいわいやりながら眺め歩くという経験は実に楽しく、自分の千葉都市モノレール観も少し変わった気がする。
改めて感じることは、混沌とした無茶っぷりが際立っているということ。その成り立ちにしても構造にしても景観にしても、なぜこうなっているのかという疑問符があらゆるところに現れる。普通はこうならないよな、という違和感が全体を覆っているのである。しかし、そこがいい。参加者の皆さんがとりわけ楽しんでいたポイントは、その違和感のような気がする。地元住民としては自虐的で複雑な気分にもなるが、その点は千葉特有の魅力ということにしておこうと思う。
写真はツアーの帰り道に撮った穴川交差点上空のカーブ地点。別の角度から見るとこんな感じ。やっぱり橋脚がとんでもなく無理をしてる。おいおい大丈夫か、と言って手助けしたくなる。