はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

擬窓

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ミラノのドゥオモにアプローチする通りにて。

心ない落書きは、いくら僕でもそれなりに心が痛む。でも、落書きの消し方が雑すぎてさらに心が痛む。でも、そんな落書きも窓の部分は避けていて少しほっこりする。でも、よく見るとその窓は実物ではなく、ペンキで描かれた偽装窓であった。結果として、僕は心の痛みなどはすっかり忘れ、様々な形の愛にあふれたこの通りをニヤニヤ眺めていた。

というミラノの代表的な思い出。