はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

オリンピックの思い出

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ミュンヘンのオリンピックタワーから見下ろすと、フライ・オットーが手がけたユニークな吊り屋根が点在するオリンピアパークはもちろん、広々とした緑地や選手村をベースとした団地、さらにはBMWの本社やミュージアムなどが一望できる。オリンピックが都市に残した足跡がとてもわかりやすい。

そう言えば、オリンピック関連施設がある都市はたくさん見たことがあるかもと思い、試しに年表を見ながらブログ記事をピックアップしてみた。すると、ローマ(1960)、ミュンヘン(1972)、バルセロナ(1992)、トリノ(2006、冬期)の4都市であり、それほど多いわけではなかった。単純に、印象に残る施設が多いということなんだろうな。それと、2019年末にロンドンを訪問した際には、2012年大会の会場跡には行きそびれたことにあらためて気がついた。今後は跡地の活用方法などを含めて、意識的に見て回ろう。

今週から東京でのオリンピックがはじまった。スポーツ観戦そのものは楽しいよね。たとえ自宅からでも、競技に集中して心酔できることを願っている。