はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

世界屈指の夜景

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素晴らしい電波塔を至近距離から拝めるという稲佐山山頂に行ってきた。なにしろ、そのための立派な展望台があるのだ。乗ろうと意気込んでいたロープウェイが点検のために運休中だったことや、やたらと寒かったことなど、全く気にならないほどステキな眺めだったな。なお、おまけで長崎市内の夜景も眺めることができるので、さらに得した気分になれたよ。

試される平衡感覚

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自走式立体駐車場に車を止めるとき、なんとなくいつもの感覚からずれてしまい、うまく駐車マスにおさまらないときがある。いろんな要因が重なっていそうだけど、上の写真のような螺旋状の走行路と駐車マスが同一平面にある傾床式駐車場では、それが頻発する気がする。

単位面積あたりの駐車台数を最大化するには、昇降部と駐車部を合成するのが合理的なんだろう。昇降部が独立しているタイプは床を水平にできるので、車を止めやすい駐車空間が生まれるけど、それなりの面積が必要だもんね。

外観も自信満々にゆがんでいる傾床式駐車場は、駐車しにくいとか階数が把握しにくいとか、ユーザーにとってはあまり合理的ではない。でも、個人的には嫌いじゃない。そもそも人よりも車の都合で生み出されているということ自体が魅力的なんだろうな。

再訪欲が高まる眺め

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何の気なしに、欧州滞在中だった8年前の今日は何をしていたのかと確認したら、優雅にパリ旅行に出かけていたようだ。前日には若干のトラブルがあったものの、精力的に歩き回っていたようで、エッフェル塔、ルーヴル美術館、セーヌ川の橋梁群など、いろんな写真が残っている。当時の様子が少しずつ思い出されて、うっかりニヤニヤしてしまう。

その中に、たいへん魅力的な駅空間が写り込んでいた。どうやらオルセー美術館駅らしい。ところが、レンガアーチの様子とか、針との接合部とか、リベットの状況とか、柱の根巻きの処理とか、サイン類の配置とか、面白そうな詳細を全く撮っていないではないか。8年前の自分の目が節穴であったことを大いに反省している。また行かないとね。という現実逃避行動に対する合理化。