昨日、自動車に支配された地上のレイヤーと、そこから追いやられた歩行者のレイヤーについて、ものすごくぼんやりと考えていた。
きっかけは、札幌の地下。ここは歩行者が追いやられたわけではなく、積雪寒冷地ならではの解決策なんだよなあと思ったところで、別のビジュアルイメージが湧き出てきた。あれ?なんだこの既視感、レンガっぽいタイルと曲線的な壁面が印象的だなあ、なんて思いつつ、どこで見た光景なのかは思い出せなかった。
そのことを今、突然思い出した。あ、そうだ、浜松だ。
そしてアルバムを遡り、2007年のところから、ようやく見つけた。この時の出張の目的はぜんぜん違うものだったので、別の記憶の引き出しに入っていたようだ。あまり多くない写真を眺めながら猛烈に再訪したくなっているのだが、もうしばらくは我慢しておこうかね。