はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ゲリラ対策

3週間ほど前、千葉市街地でも集中豪雨があって、道路が冠水したりした。そんな浸水被害を抑制するために貯水トンネルがつくられていることを、つい最近になって知った。市政だよりもたまには読んでみるものだね。 本日、下水道フェアというすてきな名前のイ…

コンクリートの穴

宅地開発なんかで土地の保水力が低下すると、大雨が降ったときに下流域が氾濫してしまうことがある。これを防ぐために、それなりの規模の宅地開発では、雨水を一時的に貯めて流出を抑制するための池がつくられる。それが調整池と呼ばれるもの。 これがまた、…

千葉港観光

この前の日曜日は、千葉市が主催する「千葉みなとまちづくりモニターツアー」に参加させていただいた。千葉港のプロモーションを主眼とする社会科見学的ツアーだ。 コンテンツは、JFEスチールの見学、フクダ電子アリーナの見学、フェスティバルウォーク蘇我…

ナイトクルーズ

先週の土曜日、BPAの山崎さんからお声がけいただき、横浜港で湾岸ナイトクルーズを試行した。コンテナヤードや造船所や製油所など、すてきな港湾施設の夜の表情を水上から探索するというテスト企画。周辺の方々をお誘いして、およそ20名で夜景を堪能した。 …

橋の出荷

富津で行われている東京港臨海大橋の地組みが、いよいよ佳境に入っている。6月に見に行ったときと比べると、道路が載っかる床版がすべて組まれたり、格点部の作業足場がなくなって見た目がすっきりしたり、完成に近づいていることが実感できる。 このばかで…

鉄塔ウォーク

せっかくのお盆休みにうっかり夏風邪を引いてしまい、ほとんど寝て過ごした。しかし最終日の昨日は、気力を振り絞って送電鉄塔を見に行ってきた。あのサルマルヒデキさんの鉄塔ウォークに参加させていただいたのだ。 ちょっと歩くだけでフラフラになるほど暑…

穴の間隔

日本橋川の最下流に架かる豊海橋。震災復興橋梁として1927年(昭和2年)に架けられた、地味だけどすてきな橋だ。そのフォルムはトラス橋っぽいが、斜めの部材がない。ちょっと珍しいこの構造はフィーレンデールという形式で、強いて言えばラーメン構造に属す…

夏のゲレンデ

昨晩は台風を気にして、早めに帰宅した。何気なくテレビをつけてみると、見覚えのあるインダストリアルな光景が。これは、鹿島港の塩の山ではないか。カバンを肩にかけたまま、興奮気味で画面を注視した。 海外から船で運ばれてきた工業用の塩がつくりあげる…

JCT番組

昨夜放送されたタモリ倶楽部で、あの大橋ジャンクションが取り上げられた。タモリ一行が松見坂立坑から入って、大橋シールドトンネルの中を歩くというもの。出演者のみなさまは大興奮。そりゃそうだ、とてつもない構造物なんだから。うらやましい。 やっぱり…

ばんざいクレーン

仲間内では穀物サイロのにあるコレのことを、ばんざいクレーンと呼んでかわいがっているんだけど、正式にはなんて名前なんだろう。

水上交番

川にも交番があるなんて、知らなかった。隅田川と神田川の合流点をよく見てみると、隅田川水上派出所と書かれた建物が。建物の正面は道路側ではなく川側。パトカーではなく警備艇。海上保安庁ではなく警視庁。こうやって、川の治安を守ってくれているんだね…

三面張

全く人を寄せ付けない高さの護岸、ほぼ正方形の断面プロポーション、素っ気ないコンクリートの表情、生物の棲息を拒む河床。まさに、お手本のようなコンクリート三面張りの河川。 山が多くて国土が狭い日本の河川は、大陸のものと比べて圧倒的に急な勾配にな…