今年の年始に行った2度目のシンガポールでは、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの上空に架かる吊橋「スカイウォーク」を体験することができた。前回は意気込んで現地まで行ったのに、風雨のため直前で閉鎖されてしまったため、ようやく念願が叶ったことになる。
この橋の構造がなかなかエグい。「スーパーツリー」と呼ばれる紫色の樹木的巨大装置の枝のようなパイプに定着された、無数のケーブルによって吊られているのだ。構造計算や張力管理をどうやっているのかさっぱり想像ができないが、まあケーブルの数が多いので全く問題ないってことなんだろうな。
視点場としての役割はそれほど期待しないで行ったのだが、とても楽しかった。とてつもないスケールの植物園、ベイ・サンズをはじめとするおかしなビル群、コンテナターミナルのキリンたち(これは早々になくなるらしい|抜け殻になったコンテナターミナル)などからなるシンガポールらしい混沌かつ過激な景観が、絶妙な揺れとともにたっぷり堪能できるよ。個人的なオススメ観光ポイントとして紹介しようと思ったのだけど、僕がしゃしゃり出るまでもない有名物件だったね。すんません。