ル・アーヴルの写真を見返していたときに、マルク・ミムラムがデザインしたプレキャスト・コンクリートの連続アーチ橋の存在を思い出した。ノルマンディー橋のアプローチ部分にあたる高架橋だ。アーチリブのリズミカルな連続感、スパンドレルの微妙なカーブや段差の造形、足下のレンガ貼りの装飾など、各所がほどよく調和している。
ミムラムのデザインって饒舌すぎて鼻につく印象があるけれど、上部構造がない上路アーチ橋であればちょうどいいんだろうね。過去の感想からも参照してみようと思い、このブログを見返してみたところ、ほとんど記載していなかった。こりゃいかん。もう少しちゃんと書き残しておかなければ。