はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

サイド6の密度感

今週から放送が始まった「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の第1話を鑑賞した。しかも2回続けて。ええっ?建機的ザク?緑のホワイトベース?赤いガンダム?ジオンが戦争に勝った??とまあ、制作サイドの手のひらの上でコロコロと弄ばれている感覚が心地よい、イントロとして極めて秀逸な初回。これからどう展開していくのか、ワクワクせざるを得ないね。

舞台になっているサイド6は全体的に現代の日本がベースになっている雰囲気だが、中国語やハングルの表記もそこかしこに確認でき、路線図の駅名からはロンドンっぽさも感じられる。そして、無秩序な電線やむき出しの室外機やビルの屋上利用などが象徴的な、難民の不法建築エリアも広がっている。混乱期のスペースコロニーらしい、密度感に包まれた素晴らしいカオス。

サイバーパンクみも感じられるサイド6の街の様相は、人工環境が卓越した超高密度都市の香港を想起する。いや、数ヶ月前に行ったばかりだからなんだろうけど。そんなわけで、香港旅行の写真を見返して、あのみっちりした雰囲気を反芻してニンマリするに至った。ともかく、このガンダムは定期的に鑑賞しよう。