はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

東金の一夜城


東金ジャンクションDランプ橋の架設工事を見てきた。下の交通を一時的にストップし、日本最大級800t吊りのクローラークレーンを使って、闇夜に浮かび上がるやんわりとカーブした鋼箱桁を一気に架けたのだ。4層道路ミルフィーユの最上部の盛りつけは、とんでもない大迫力と緻密な職人技の連続だった。NEXCO職員の方々からいただいた解説もすばらしかった。
最近は道路整備のキャンペーンは無駄な事業のやり玉にあげられることが多いためか、今回の架設ではあまり積極的な告知はしていなかったように思う。しかし、このような機会は多く人の興味を駆り立て、深く記憶に残っていくものだ。どーんと派手にイベント化してもいいように思う。それだけの価値は十分にある。