萩から川を上るようにドライブしていると、木々の隙間からチラリと赤い鋼橋が見えて、うわっと色めき立った。なんだこれ?トラスをアーチで補剛しているのか?まさかあのランガートラス橋というやつか??などと、ざわつきながら近づいてみたのだが、トラス桁の歩道橋とアーチ部材を持つランガー橋の車道橋の2橋が隣接しているだけだった。
ときどきあるよね。シルエットが重なって、なんだかわからない構造に見える橋って。ちょっとしたガッカリ感とともについついスルーしてしまい、後悔しがちだよね。山口の旅では数百メートル進んでからそのことを思い出し、わざわざ引き返して眺め直した。気持ちの余裕って大切だね。行程にはあまり余裕がなかったけど。