はちまドボク

何かからはみ出した、もうひとつの風景

観光

雨雲レーダー

沖縄滞在時の天候は、ころころ変わった。晴天もあればスコールもあったので、レンタカーで移動するときには、雨雲レーダーで行く先の天候を予測しながら行き先を決めた。 古宇利島と本島を結ぶ古宇利大橋を見に行ったときは、ギリギリセーフだった。南国の素…

廃墟の格

沖縄に来たからにはグスク(城)の石垣を見なければと思い、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」にも指定されている中城城跡(なかぐすくじょうあと)に行ってきた。沖縄本島の東西の海を両方望むことができる稜線に沿って構築されていた城郭群は、…

南国の空中歩廊

今年の年始に行った2度目のシンガポールでは、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの上空に架かる吊橋「スカイウォーク」を体験することができた。前回は意気込んで現地まで行ったのに、風雨のため直前で閉鎖されてしまったため、ようやく念願が叶ったことになる。 …

立山のドボクを見に行こう

2016年11月19日(土)~20日(日)1泊2日で、富山県立山町を貫流する常願寺川のドボクを見に行きませんか?監修という立場で僕も企画に参加しているツアーが実施されますよ。 旅の発見:【モニターツアー】激流をコントロールせよ!「富山県立山町・土木イン…

アウトドア派の階段橋

5年前にスイスを訪問した際は、主にダムや橋を巡ったために、人里離れた山奥に行くことが多かった。そこでびっくりしたことは、トレッキングやサイクリングなどのアウトドアライフを楽しんでいる方々が、どこに行っても老若男女を問わずたくさんいたこと。 …

スイスダムツアー

【本ツアーは中止となりました。。。残念!!(追記:6月30日)】 お知らせのタイミングが少し遅くなってしまったが、素晴らしいツアーが行われようとしている。その名もずばり、『スイスダムツアー(JTBのチラシのpdf)』だ。もちろん監修は『ヨーロッパの…

もうひとつのクレーンホテル

2014年のお正月に泊まったハルリンゲンのクレーンホテルの情報をツイッターやブログにアップしたら、様々な反響があった。調子に乗って、拙著『ヨーロッパのドボクを見に行こう』にダッチ変態ホテルめぐりコース(p.122-)を追加したほどだ。やはりみなさん…

工場萌えクルーズ

昨日は『工場萌えクルーズ リバイバル』にて、たっぷり3時間を費やして川崎の京浜コンビナートを船で巡った。予定していた出張がなくなったので、急遽参加させていただいた。 実はこの企画、7年前の立ち上げ時には僕もお手伝いしていた(過去記事:秋の工…

翼を広げた黒い鳥

構造の中に潜む美しさを、過剰なまでに引き出すことが得意な、サンチャゴ・カラトラバが手がけた駅舎「リヨン・サン=テグジュペリTGV駅」が、リヨンの郊外にある。まるで翼を広げた鳥のような、ダイナミックなフォルム。駅舎という建造物ではなく、中に入れ…

デザインの勝利

今朝はいつか行かねばと思い続けてきた岡山県にある「苫田ダム」を、ようやく見に行ってきた。一昨日に訪問するつもりでいたのだが、雨天のため急遽予定を変更したことが功を奏して、快晴に恵まれた。 このダム、なにかと整っており、かっこよすぎて困った。…

要塞ホテル

「ヨーロッパのドボクを見に行こう」という本をつくって広報活動をしていたら、当然のごとく自分がヨーロッパにドボクを見に行きたくなり、いてもたってもいられない状態になった。なので現在、またまたオランダを訪問し、再訪地を中心にしながらも新規のネ…

下調べが大事

エッフェルが設計した三日月アーチの鉄道橋「ガラビ橋」を見に行く際、比較的近くに「グランヴァルダム(Barrage de Grandval)」という風変わりなマルチプルアーチ(例えば豊稔池堰堤がこの構造形式)のダムがあることを知った。ほかにもいろいろと見に行く…

東北の美ダム

かつて秋田市の発展を支えた水源地の藤倉ダムは、1911(明治44)年から使われはじめて、1973(昭和48)年に引退した重力式コンクリートダムだ。堤体の直上に架かるトラス橋や右岸側の岩をぐるりと迂回する放水路などの周辺施設も現役当時の姿のままに残され…

エネルギー転換ツアー

すっかり時間が経ってしまったが、先週頭に福島県いわき市を中心とする一泊二日のモニターツアーを強行した。と言っても、あるモニターツアーに参加させていただくことに便乗して、こちらも裏テーマを勝手に設定してオリジナルのモニターツアーをかぶせてみ…

意図せぬ鳥撮り

千葉港では現在、毎週日曜日の夕方に『工場散歩人がご案内する「千葉港サンセット&工場夜景クルーズ」』が開催されている。思い起こせば、2007年に実施したプロジェクトの中でほぼ同様のコンセプトとコースでテストクルーズを実施した。それに参加していた…

コンテナ中華レストラン

久しぶりに時間ができたので、懸案だったシンガポールのコンテナ動画をようやく編集することができた。「Prima Tower Revolving Restaurant」という穀物サイロの最上部を改装してつくられた回転レストランからのタイムラプス動画だ。そこからの見事なコンテ…

コンテナビューホテル

シンガポールに来た最大の理由は、いまや世界の物流の核になったシンガポール港のコンテナターミナルを見ることである。来訪するまでにどこからどう見えるのかをいろいろと調べると、昨年末にオープンしたばかりの「The Westin Singapore」が急浮上した。僕…

富山のインフラツーリズム

昨年度の後半にお手伝いさせていただいた富山における「インフラツーリズム」が、富山県と土木学会中部支部の共同主催により、いよいよ実現することとなった。富山県土木部のみなさまを中心とした関係者の方々の熱意とご尽力に、心から敬意を表したい。 「と…

地底湖クルーズツアー

「OHYA UNDEGROUND 〜大谷地底探検と里山ハイキング〜」というツアーに参加した。これがもう、なにからなにまで素晴らしいツアーだった。これまで数多くの産業観光系ツアーに参加し、時には企画のお手伝いもしてきた僕からしても、このツアーの質感の高さは…

巨大ミニチュア

先週、福井を訪問する機会があった。高校生のときに修学旅行で永平寺や東尋坊に行って以来のことだった。申し訳ないことに、福井にはほとんどイメージがなかったのだが、なかなか興味深い街だった。 中でも一番気になったことは「歴史」に対する執着心。石垣…

インフラツーリズム情報誌

昨年の秋から頻繁に富山を訪れるようになった。「インフラツーリズム」という新しいコンセプトに基づいて、富山土木を観光対象として扱ってみようというプロジェクトに参加していたためだ。ちなみに上の写真は堀込み式港湾である富山新港の湾港に架かる新湊…

飛行機に泊まる

オランダ人のやることは、時々わけがわからない。でも、クレーンをホテルにしてしまうことに比べれば、ロシア製の旅客機「イリューシン18型」を改造して、ファーストクラスなんてもんじゃないスイートルームに仕立て上げることは、まだ予測の範疇なのかもし…

ボートに泊まる

アムステルダムの運河にはたくさんの「家の船」が係留されている。それらにはちゃんと住所もあるし、水道や電気などのライフラインも通っている。以前から、これらの「ハウスボート」を体験してみたかった。そして、このお正月にようやく実現した。 水面が近…

クレーンに泊まる

今回のオランダ旅行は「取材」という名目で行ったため、様々な角度からオランダに再挑戦した。もちろん完全に自己負担なので、スケジュールや予算にはそれなりの制約があり、様々なコンテンツを貧乏くさく可能な限りみっちり詰め込んでしまった。泣く泣く外…

情報社会のドボク探索

先日、パリに住む友人がオランダを訪問するとの話を聞いたので、アムステルダムのオススメポイントを紹介した。あまりにもマニアックすぎて参考にならなかったと思うのだが、久しぶりにオランダのことを思い出してにやにやしていた。それが2回連続でダッチネ…

セメントツアー

山口の宇部・美祢・山陽小野田エリアで開催されている産業観光バスツアー「大人の社会派ツアー:第1章 セメントの道」に参加した。このツアーは僕らが千葉を舞台に企画したモニターツアー(読売新聞の記事)と同時期に開始されたものだと記憶しているが、し…

砂防の十種盛り合わせ

先月の前半、長野県小谷(おたり)村で開催された「ドボクアート砂防ダム巡りバスツアー」に参加した。これがとんでもなくキレキレのツアーでびびった。ここでしか体験できないというご当地プレミア感が満載で、すっかり興奮しまくり。そのツアーの模様は、…

赤ラインのダム

札幌の治水と利水の要である豊平峡(ほうへいきょう)ダム。今回の札幌出張に合わせて、強引にスケジュールに放り込んだところ、すでに様々な弊害を引き起こしつつある。やばいなーと思いつつも、現実逃避のためにとりあえずブログをしたためることにした。 …

ある少年の夏の日

昨日は「夏の奥利根ダムツアー」というセミプライベートツアーを開催した。『ダム』著者の萩原さんの企画・案内と、独立行政法人水資源機構のご協力により、奥利根のダムを巡るスペシャルツアーだ。今回はスケジュールなどの制約が大きくオープンなツアーに…

砂防鑑賞

美瑛町の「青い池」に行ってきた。アップル社のMacOSのデスクトップにも採用された日本人写真家の手による超美麗写真のアレだ。日曜日の午前中に訪問し、すごい賑わっているなあと実感したのだけど、午後に十勝岳方向から戻って現地を通過してみると、1km以…